大阪堺市にある、ながらく閉鎖されていた介護の事業所が、とつぜんギャラリーに変わりました。一見、ガラクタ置き場に見えないこともないんですけど、奥まで入っていけばちょっと変わった現代アートの作品が、無造作に大量に展示されています。
中庭は、アトリエになっていて、作品が製作されています。
これ、風が吹いたら勝手に絵を書いてくれる装置です。
アトリエの主は現代アーティストのウエダリクオさんです。風をテーマに作品を作り続けておられます。ここでは事務所あとに残されていたスチールデスクが、アートにされていますけど、風を求めて、反日の嵐吹き荒れる中国でも、戦火絶えないイスラエル・パレスチナでも、どこでもいって作品を作って来られています。
私には変な知り合いは多いのですが、そのなかでも群を抜いて変わった人です。アーティストとはこういうひとなんでしょうか。
普通に暮らしていたら、ちょっと知り合うことのない面白い人です。あまりにおもしろいのでファンになりました。
海外ではけっこう知られているようですが、日本ではあんまり売れてないみたいなんで、ファンサイトを作って、応援しよう!とおもってこのサイトを作ってみました。
ご本人からも、作品の写真など掲載の許可をいただきましたので、いろいろ紹介していきたいと思います。いろいろおもしろいお話も聞きましたので、載せていく予定です。
現代アートってなんだ? という人もぜひお楽しみください。
追記
2015年、アトリエは混沌製作所として、おとなりの倉庫でリニューアルされました。
リニューアルといっても昭和10年代に逆戻りです。