「 ブログ「遠き山に日は落ちて」 」一覧

ウエダリクオ本人によるブログ

遠き山に日は落ちて 第16話 NYからの電話 1990年8月2日

遠き山に日は落ちて 第16話 NYからの電話 1990年8月2日

玄関の前、夏の日差しを避け、軒下にダンボールを敷きつめ作品を作っていた。 そこは、奥まった路地になっていて、屋根の間から見える四角い空...

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遠き山に日は落ちて 第15話 12時半の男 

遠き山に日は落ちて 第15話 12時半の男 

2002年の8月に、危篤だと連絡が入った。 毎週、判で押したように夜中の12時半になると電話が鳴る。順番にかけていくと、この時間になる...

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遠き山に日は落ちて 第14話 思い出のコロナ 20 July 2022

遠き山に日は落ちて 第14話 思い出のコロナ 20 July 2022

まだコロナの規制が強い2022年2月末、ドイツ、ボンの美術館で開催された現代アートの国際展 "UP IN THE AIR"に参加しました。 ...

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遠き山に日は落ちて 第13話 オーヘンリー (モロッコ 1972年)

遠き山に日は落ちて 第13話 オーヘンリー (モロッコ 1972年)

オーヘンリー      モロッコ 1972年 フェリーでジブラルタル海峡を渡り、セウタに着きました。 セウタは、アフリカ大陸にあるス...

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遠き山に日は落ちて 第12話 父

遠き山に日は落ちて 第12話 父

父 ヨーロッパ、中近東、アジアと、3年間の放浪から帰国して、数ヶ月がたったある日、父に誘われて、梅田地下街の小さいお寿司屋へ行きました。 ...

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遠き山に日は落ちて 第11話 祈祷師

遠き山に日は落ちて 第11話 祈祷師

祈祷師 ぼんやりとした視線の向こうで紫の煙が揺らいでいた。ずっしりと湿ったベッドへ横になると、そのまま深い眠りについた… 1...

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遠き山に日は落ちて 第10話 世界で一番黒い黒

遠き山に日は落ちて 第10話 世界で一番黒い黒

世界で一番黒い黒 茨城県のつくば学研都市の中にある、独立行政法人CNTチームという所を訪れたことがあります。 これは最先端技術である...

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遠き山に日は落ちて 第9話 教祖

遠き山に日は落ちて 第9話 教祖

教祖 Aさんは、パフォーマーであり、現代美術作家でもある。日頃は、本ばかり読んでいる。 彼の住まいは、阪急庄内駅から梅田方面に向かっ...

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遠き山に日は落ちて 第8話 盲目のガイド

遠き山に日は落ちて 第8話 盲目のガイド

盲目のガイド オランダの田舎町、ヘイノで行われる展覧会の合間をぬってアムステルダムから汽車に乗り、途中オズナブルッグで乗り換えて、ハンブル...

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遠き山に日は落ちて 第7話 よくある話

遠き山に日は落ちて 第7話 よくある話

よくある話 其の1 Kさん 2005年1月に、長崎市にあるブリックホールで行なわれる展覧会に、招待作家として呼ばれた。 オ...

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